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恩師、神戸大学法学部国際関係論教授、木戸蓊先生がお亡くなりになり、早や10年近くも経過しました。
木戸先生のご指導の下、政治、外交、安全保障、行政、経済、環境などの諸問題につき学んだ事々は私の活動のバックボーンとなっており、今も深く感謝しています。
先生ご存命の間は毎年、OBフォーラムに参加し、学生時代に劣らない勉強をさせていただいたことも懐かしい思い出です。
菊地さんもお元気でご活躍の様子、何よりに存じ上げます。
さて、国際児童文学館については2月府議会において、廃止を議決させていただきました。
昨年来、多くの方々からご意見をお聞きした末の結論です。
これまで児童文学館が果たしてきた役割は小さくはありません。
私も個人的には好きな施設であり、廃止は残念にも思います。
昨年、就任された橋下知事は財政規律の確立を第一の課題と捉え、聖域なき事業見直しを進めてこられました。
長年にわたって取り組んできたすべての事業はそれぞれに意味があり、それ故に府が厳しい財政状況にありながらもなかなかに手を打つことができず、過去にしがらみのない橋下知事に思い切った改革を委ねたところです。
さらに厳しさを増すであろう府の財政を考えた場合、児童文学館だけではなく、あらゆる府の事業、施設について廃止、見直しの検討を行なわなければならないことは事実です。
その中で何を優先すべきか、何を残すべきか、何を見直すべきかの厳しい判断を行わなければならないことは、知事も議会も同じです。
また、文化について、橋下知事は決して否定しておられるとは思いません。
限られた予算の中で、府が果たすべき役割を厳しく見極められた結果であると考えます。
児童文学館がこれまで果たしてきた役割ができる限り受け継がれ、むしろこれまで以上に多くの方に利用いただけることは大切です。
児童文学館が東大阪市の中心、交通至便の場所にある中央図書館に移転され、これまでとは比較にならない多くの府民に活用いただけることを期待しています。
また、鳥越先生始め多くの方から寄贈いただいた貴重な資料図書は、中央図書館において大切に保管いただくこととしています。
さらに、廃止の議決にあたっては府議会は以下の条件(附帯決議)を添えております。
1.国際児童文学館設立時の趣旨に沿い、引き続き資料を収集、保存、活用すること。
2.これまで国際児童文学館において培われてきた「子どもの読書支援センター」並びに「児童文化の総合資料センター」としての機能を引継ぐこと。
3.中央図書館において引き継がれた機能が、府民・利用者に明確に分かるよう区分した対応に努めること。
なお、私は橋下知事を擁立し、今も支持していますが、議会人としては当初から「是々非々の立場」を貫いており、「知事の人気にのって判断する」ようなことはありません。
http://homepage2.nifty.com/HIDEMI/
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